妊娠中はぎっくり腰になりやすいけど、実は治りも早い?ホルモンと体の仕組みを調べてわかったこと





妊娠21週目の、40歳妊婦です。

はじめに

妊娠中って、ちょっとした姿勢の変化でも腰がズキッと痛むこと、ありますよね。

私も先日、重いギックリ腰になってしまいました。

2日目にはほぼ動けなくなって、本当に「このまま出産まで寝たきりになるのでは…」と覚悟したほど。

けれど不思議なことに、3日目の朝にはスッと体が軽くなってきて、急に回復の兆しを感じたんです。


回復の兆しは突然やってきた

1日目から2日目は、前屈みも寝返りもまともにできず、
タオルや帯を駆使して、なんとか寝られたほどの状態でした。

(そのときの詳しい様子は → 妊娠中にギックリ腰!私の3日間のリアル体験談 にまとめています)

ところが3日目、朝の起き上がりの瞬間に「…あれ?いける?」と感じ、
それ以降、背中とお尻の間にあったあの“炎症の芯”のような痛みが、驚くほど引いていったんです。

あの急な回復にびっくりした私は、改めて妊娠中の体ってどうなっているんだろう?ともう一歩調べてみることにしました。

妊娠中の方だは「壊れやすいけど、治りやすくもある」

ギックリ腰の原因として、前の記事でも触れた「リラキシン」というホルモン。

出産に向けて骨盤を緩めるために出るホルモンですが、
この作用が腰まわりの靭帯や関節にも影響して、ギックリ腰を引き起こしやすくすることは以前お話ししました。

しかし今回、私が驚いたのはその逆。
私のギックリ腰の回復が早かった理由にも、リラキシンが関わっていたかもしれないということです。

なぜ回復が早かったのか?リラキシンの「良い面」

リラキシンには、体をゆるめるだけでなく、

• 筋肉や靭帯の緊張をやわらげる
• 血流を促す
• 結果的に、炎症が早く引きやすい

といった面もあることがわかりました。

つまり、妊娠中は“腰が不安定”になりやすい一方で、“固まりすぎず、自然に治りやすい”という状態でもあるんですね。

まさに今回はその流れに乗れたからこそ、早期回復につながったのかもしれません。

無理しなかった自分を褒めたい

ギックリ腰真っ只中では、「治るまで何日もかかるんじゃ…」と覚悟していましたが、
振り返ると、自分なりに体の声を聞いて工夫していたことが、回復を支えてくれた気がします。

✔︎ 寝るときはタオル+帯で体の形を安定させた
✔︎ 床生活から椅子へシフト
✔︎ 無理をしなかった

大したことじゃないけど、「ちゃんと回復に向かう選択をしてた」ことが、今の自信にもつながっています。

まとめ:妊娠中の体には、壊れやすさと回復力、どちらもある

妊娠中の体って、ちょっとしたことでトラブルが起きやすいけれど、
その一方で、ちゃんと「治す力」も一緒に備えているんだなと今回あらためて感じました。

「ギックリ腰になってしまった…」と落ち込む方にも、
「妊娠中だからこそ、回復できる力もあるんだよ」ということを伝えたいです。

そして、無理をせず、体の声を聞いてあげてくださいね。
回復のサインは、きっと体が教えてくれます。


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