「赤ちゃんが生まれる前に揃えておくべきものリスト」。妊娠してから、ネットや雑誌でよく目にするようになりました。
でも、それを見ていてずっと思っていたんです。本当に全部、必要?
これは、妊娠中の私が「これはいらないかも」と感じていたベビーグッズを、倹約重視の目線で突っ込んでみた記事です。(“倹約”は、ただ安く済ませることじゃなく、“本当に必要かどうかをちゃんと考える”という意味で。)
そして今、出産して娘は生後8ヶ月。当時の予想が実際どうだったか、各項目に「答え合わせ」も書き加えました。
ベビーベッド
どのリストにも真っ先に書かれてるけど、これ本当に必要?
部屋が広くない家庭だと場所を取るし、数ヶ月で使わなくなることもあるらしい。両親と赤ちゃんだけの環境で、安全に配慮して床に布団を敷けるなら十分なのでは?と思っていました。
▶️ 実際どうだった(生後8ヶ月)
結局、もらいませんでした。弟夫婦が「使ってたベビーベッド、よかったらどう?」と声をかけてくれたのですが、我が家は2LDK。置けなくはないけど今のままで十分だったし、使い終わったあとの保管や処分のことも考えて、見送りました。
ベビーベッドは高さがあるぶん、抱き上げるときの大人の腰や脚の負担が減ると思うし、安全に寝かせておけるのは確かな長所。でも我が家は「部屋を狭くしたくない」を優先しました。今は運動も兼ねて、床や厚めのマットレス(高さ30cmくらい)に寝かせて対応しています。
何十着ものベビー服・靴下・レッグウォーマー
赤ちゃんの服って、かわいい。つい買いたくなるのもわかります。でもすぐサイズアウトするって聞くし。それに「おしゃれ着」って大人の満足では?私は、洗いやすくて乾きやすい、必要最低限で回せるならそのほうが賢い気がしていました。
▶️ 実際どうだった(生後8ヶ月)
服は義両親が買ってくれたものや親戚のお下がりが大量にあって、ほとんどは親戚からのお下がりでした。
退院後からずっと着せているのは、お下がりでもらったコンビ肌着。これを毎日着回していて、買い物や散歩などの外出も、これ一枚で済ませています。まだ歩けないし、そんなに頻繁に外出もしないので、これで十分なんです。
そして、このコンビ肌着があったおかげで、ロンパースはほんの少しで足りました。実際によく着ていたのは、義両親が買ってくれた3着ほどのロンパースくらい。お下がりのロンパースは、せめて1回だけでもと、無理に着せていたものが大半でした。
頑張って色々着せても、結局3着くらいの着回しに落ち着きました。気にしなければ2着で十分。本当に気に入ったものだけでいいと思います(私自身がそうなので)。
コンビ肌着をメインにすると、毎日「今日はどれを着せよう」と迷う手間も、管理の手間も減って、思いのほかラク。これは嬉しい誤算でした。
(コンビ肌着については、新生児からいつまで?何枚いる?ヘビロテした体験記事でもっと詳しく書いています。)
60サイズのコンビ肌着。生後8ヶ月の今でもまだ着られています。

靴下やレッグウォーマーもお下がりでいただいたものもあったのですが、結局あまり使いませんでした。赤ちゃんの足の裏を出させておくことが発達にいいという話も聞きますし、履かせる履かせないでどれほど差が出るのかはわかりませんが、不要なことはしなくていいかなと。レッグウォーマーは有りだなと思いましたが、足をバタバタさせて脱げてしまうので、自然と使わなくなりました。結局、ズボンで足を隠すだけのスタイルに落ち着きました。(サイズアウトした服は、実家の母が引き取って保管してくれています。)
赤ちゃん用の保湿クリームとシャンプー
「とりあえず揃えとこ」に入りがちなアイテム。でも「必要だった!」という声も「使わずに終わった」という声もあって、最初から市販のベビークリームを買う必要があるのか、シャンプーもお湯だけで十分なのでは…と迷っていました。
▶️ 実際どうだった(生後8ヶ月)
「最初から全部」は要らなかったけれど、やはり買うことにはなるし、あった方がいいと思いました。
まず保湿は、妊娠中に友人からもらったクリーム(おかげか妊娠線は出ませんでした)が余っていたので、新生児期が終わってから時々赤ちゃんの顔に少しだけ使う程度でした。体全体には使いませんでした。ただ、これはあくまで我が家の場合の話です。実際には「赤ちゃんの肌はしっかり保湿してあげた方がいい(湿疹やトラブルの予防にもつながる)」という考え方が一般的で、おそらくそれが正解なんだと思います。私の場合は、こんなに小さいうちからたっぷり塗ることになんとなく抵抗があった、というただの個人的な感覚で控えめにしていただけ。なので、ここは私を真似するというより、肌が乾燥しやすい・荒れやすい赤ちゃんは、かかりつけの小児科の方針に沿って保湿してあげるのが安心だと思います。
▶︎私が使っていた保湿クリーム(Amazon)
シャンプーは、ドラッグストアで買った、頭も顔も全身これ1本で洗えるソープを使っています。実際にうちの娘に使っているもので、1本で済むのがとにかく便利でした。沐浴は基本2日に1回、顔はお湯だけの日も多いです(これから暑くなるので、さっとシャワーでお湯洗いする日も挟む予定)。
▶︎頭から全身まで洗えるベビーソープ(Amazon)
そして、これは声を大にして伝えたい学びです。生後4〜5ヶ月ごろから口元によだれかぶれが出はじめ、私はあれこれ自己流で数ヶ月がんばってしまいました。直接引っかかないようにスタイで防御したりもしましたが、でも良くならず、胸元まで広がって掻きむしるように。結局、たまたま蕁麻疹が出て小児科を受診したときに一緒に診てもらい、処方された薬を塗ったら——なんと3時間後には、内側からふっくらとした本来のお肌に戻ったんです。そして、娘が胸元を掻く動作を見なくなりました。やっぱり痒かったんだと、改めて実感しました。数ヶ月の格闘が、たった3時間(完治は2〜3日)。「もっと早く連れて行けばよかった、ずっと痒い思いをさせてごめんね」と娘に謝りました。
肌トラブルは、市販品で粘りすぎず早めに小児科へ。これが一番の教訓でした。
番外編:フォトスタジオでの記念撮影
親戚の中にこういった記念写真が好きな人がいて、ことあるごとにフォトスタジオで撮影しているのを見ていました。でも私は「その1枚より、普段のふとした瞬間をスマホで残す方が、ずっとリアルでかわいい」と思っていました。
▶️ 実際どうだった(生後8ヶ月)
しませんでした。最初はするつもりでしたが、産後にもらったクーポンを使っても結局割高になりそうで。私自身、七五三の家族写真は実家にあるけどベビーフォトはなくて、「撮っておいてほしかった」なんて一度も思ったことがないんです。普段の写真で十分だなと。
その代わり、ひな祭りに自宅で撮った写真を自分で加工して、コンビニでプリント、100均(といっても500円くらい)のフォトフレームに入れて、両家の親にひとつずつプレゼントしました。どちらの家にも他のお孫さんの写真が飾ってあるので、うちの娘も仲間入り。「スタジオに行かないと浮くかな?」とも思ったけど、周りに合わせなくていいや、と。加工もうまくできて、白いシンプルなフレームで十分おしゃれでした。
まとめ:出産準備が“消費リスト”になっていないか
出産準備って、いつのまにか“消費リスト”になっていることがあります。でも、赤ちゃんが生まれるって、それ以上にシンプルな出来事のはず。
実際に出産・育児を経てみて、「最初から全部揃えなくても大丈夫だった」というのが正直な実感です。全部揃えることより、身軽に、心に余裕を持って迎えることのほうが、ずっと大切なんじゃないかなと思っています。
※この記事は私個人の体験です。肌トラブルや気になる症状がある場合は、自己判断で市販品を使い続けず、早めに小児科・専門医に相談してくださいね。
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