「風邪を引くのは仕方ない」
「花粉症は体質だから」
「人前に出るなら最低限のメイクはマナー」
「肌にはちゃんと手をかけてあげなきゃ」
全部、当たり前だと思っていました。
でも、当たり前じゃなかった。
ずーっと、思考停止していました。
【肌断食は正解】私が地肌力を取り戻した7つの行程、ロードマップ。
私は風邪をひかなくなり、もう10数年が経ちます。
鼻炎も花粉症からも解放されています。
更には、肌トラブルも消えてスキンケアもほとんどいらない。
そうしたら、“浮いたもの”が山ほどあありました。
症状がなくなったら消えたものたち
・箱ティッシュが減らない
・病院に行く時間がゼロ
・薬を飲むことも、選ぶことも、買うことも消滅
・診察券でパンパンの財布がすっきり
・引っ越しても「近所の病院探し」で悩まない
・薬代がゼロ。目薬も目洗い液も不要
・鼻呼吸できるから口も喉も乾かない
・体調が崩れないから、無茶しても寝込まない
・「症状で苦しむ」って感覚が、思い出せない
化粧をやめたら消えたものたち
・朝、鏡の前で格闘する時間
・“ちゃんとしてるように見せなきゃ”という焦り
・ベースメイク、コンシーラー、下地、全部いらない
・クレンジングも洗顔料も不要
・落とし忘れて自己嫌悪になる夜もない
・肌を触る機会が激減
・マスクにファンデがつかない(というかつけない)
・外出先でのメイク崩れチェックも無縁
・「メイクしてない=失礼」という謎ルール、完全スルー
そして一番大きいのは、
顔を“こすらなくなった”こと。
化粧はしないしスキンケアは保湿ジェルしか塗らない。だから摩擦が激減。
表皮をいじり倒すことがなくなって、シミやたるみのスピードが遅れているはず。
「ケアを頑張ってる人ほど早く老けていく」って、皮肉だけど現実だったのかもしれません。
“ある前提”の生活を、疑ってみる
病気も化粧も、「あるのが普通」と思ってたしまいがちだと思います。
でも、どちらも“なければないで困らない”どころか、
ないほうが、ずっと楽で、ずっと綺麗で、ずっと自由でした。
テレビでもアナウンサーたちが「私は鼻炎持ちで鼻うがいしています」「家帰ったら鼻にティッシュを詰めています」など言っているのを聞いていると、昔の私を思い出します。ああ、この人たちはまだそこにいるんだな、と。気持ちはわかるけど、単なる対処療法を一生続けるよりも、根本を治してしまった方が、はるかにその後の人生のクオリティが上がるのは間違いありません。でも、その渦中にいる人たちは過去の私のように、何かのきっかけがなければ根本から治す(生まれ持った自然治癒力を生かす)発想にならないのです。
症状に対応する人生より、症状そのものがない人生。
隠すためのメイクより、隠す必要のない肌。
人生から、“努力っぽいけど実は不要だったもの”を消してみたら、
思っていた以上に、時間とお金と自分自身が軽くなったお話しでした。
人は、体験しなければ、わからない。