食べ物の成分を気にしない人の5つのパターン。無関心の理由を考えてみた

スーパーやコンビニに並ぶ食品。どれもパッケージはカラフルで、おいしそうで、手軽。

最初に断っておくと、添加物がすべて悪だと言いたいわけではありません。腐敗を防いで食中毒リスクを下げるなど、必要な役割を果たしているものもあります。
ただ、私が気になるのはそこではなく、「何が入っているか知らないまま、考えもせずに口に入れている」という状態についてです。知った上で選ぶのと、知らずに選ぶのは、まったく別の話だと思っています。
最近はSNSで健康情報が広まりやすいおかげか、以前より気にする人が増えた印象があります。それでもまだ、無意識のまま選び続けている人は多い。そういう人たちに見えてきたパターンを、今回はまとめてみます。


気にしない人には、いくつかのパターンがある

周りを観察していると、食の安全に無関心な人たちにはいくつかの共通したパターンが見えてきます。責めているわけではなく、かつての私にも当てはまる部分があります。

1. 情報に触れていない・信じていない
「売られている=安全」と思い込んでいる人は驚くほど多いです。自分で調べようとしないし、原材料欄を見ることもない。テレビやCMで見たことがあるものなら安心、という感覚が染みついています。

以前、母に「コンビニのおにぎりって、添加物や油が使われているんだよ」と話したとき、最初はまったく信じてもらえませんでした。でも実際にラベルを見せたら「え〜、びっくりした〜!まさかおにぎりに油が入ってるなんて!」と本気で驚いていました。
他にも市販品の添加物の話をすると「じゃあなんで売るの?」と。私は「企業はボランティアじゃない。利益を出さなければいけないものなの。」という話をしました(添加物がすべて悪なわけではないとは理解しています。その話はまた別の機会に。)。
今では母は、ほんの少しだけ理解したみたいですが、父は今でも安さ重視。体の不調も「年齢のせいで仕方がないもの」と思っているようで、値引きされた揚げ物をしょっちゅう買っています。しかもその値引き品を、さらに1週間ほどかけてゆっくり消費するのです。酸化した油がどんどん進んでいくのに、気にする様子はまったくない。でも、人にはその人なりのやり方があると考え、今では私は口出しをしなくなりました。

あと、以前、久々に会った大阪時代の友人と話していたとき、私が何気なく「食品添加物って妊活にも良くなかったりするんだよ」と話したら「え!?そうだったの!?」と本気で驚いていました。その子も子供を望んでいたので、「知らなかった…」という顔をしていたのが印象的でした。知っているかどうかで、選択肢が変わることがある。そう実感した瞬間でした。
2. 「面倒くさい」が勝っている
ラベルを読む、自炊する、調味料を選ぶ……そんな手間を面倒だと感じて「まぁいいか」で済ませる。気づいていても行動しない人も、ここに入ります。知識はあっても、日常の忙しさの中で後回しになってしまう。そのうちやろう、が続いていくパターンです。

3. 今、困っていないから問題にしない
体にすぐ異変が出るわけじゃない。だから「今平気だから大丈夫でしょ」という思考になる。でも食の影響はじわじわと積み重なるもの。10年後、20年後にどう出るかまで想像が及びにくいのが正直なところだと思います。

4. 「不安になるから見たくない」心理
「知ると不安になるから、あえて見ない」。現実から目を逸らすための防衛本能とも言えます。安心できる世界にいたい、という気持ちはよくわかります。ただ、知らないままでいることが必ずしも安心につながるわけではないとも思うのです。

5. 食より「別の優先事項」がある
仕事、育児、お金……「食の安全」は後回しになりがち。体調不良も気力や年齢のせいにして、深掘りする余裕がないのも現実です。余裕がないほど、手軽で安いものに頼らざるを得ない構造があるのも確かで、一概に責められないとも思っています。

6. 美味しいから、楽しいから、それでいい
添加物が入っているから美味しい、という側面も正直あります。手軽で美味しいものに頼りたい気持ちは、私にもよくわかります。特に出産してからは、育児の忙しさの中で日々の楽しさや手軽さを優先したくなることが増えました。完璧に避けようとすると息が詰まる。そういうバランス感覚も、大切だと思っています。


私が食を意識するようになったのは、少しずつの積み重ねだった

こうしたパターンが重なって、無意識のまま口にしている人たちが多い。かつて20代前半までの私もそうでした。
「本当に安全なものって何?」「体にとって何が必要で、何が余計なのか?」その答えは、自分の体と向き合いながら考えていくしかないと思っています。
完璧にしようとすると続かないし、完璧にする必要もないと思っています。ただ、原材料欄を一度見てみる、調味料を少し変えてみる。そんな小さな積み重ねが、長い目で見たら大きな違いになるのではないかと信じています。

「辛い」と言うなら、まず食を変えてみてほしい

結局のところ、6つのパターンに共通しているのは「長期目線で考えていない」ということだと思います。今すぐ困っていないから、火がつかない。そこまでやる気になれないのは、仕方ない部分もあります。他人がとやかく言うことでもないし、その人次第です。
ただ、ひとつだけ伝えたいことがあります。
「鼻炎が辛い」「肌が荒れる」「しょっちゅう風邪をひく」——そういったことを人に話しているなら、食を変えることをチャレンジしてみてほしいのです。何もしないまま不調を嘆き続けるより、まず試してみる。それだけで変わることが、意外とあるから。
文句を言い続ける前に、できることはある。そう思っています。



まとめ

食の安全に無関心な人を責めたいわけではありません。ただ、「知っているかどうか」で選択肢は変わります。
口に入れるものに少し意識を向けるだけで、体も気持ちも少しずつ変わっていく。そのきっかけになれば嬉しいです。

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