【妊娠21週】お腹が急に大きくなった、重くなったと感じるのはなぜ?




はじめに

昨日で妊娠21週目になり、体の中で何かが「また一段階進んだ」ような感覚があります。シャワーを浴びる時に、ふと鏡を見てみたら、骨盤と下腹の間に、これまで以上の影ができていてました——

「あぁ、ますます妊婦らしくなってきたなぁ」

そんなふうに、お腹の赤ちゃんの存在を改めて感じる瞬間でした。



とは言え、毎日お腹を見ているはずなのに、「急に」大きくなったように感じたのは、これが初めてではありません。20週の頃にも成長を感じたばかりでしたが、昨日はそれ以上に変化を強く感じました。

体の変化に戸惑いはなく、むしろ赤ちゃんの成長が順調な証として嬉しく思っています。ただ、毎日少しずつ変化しているはずなのに、ある日「急に大きくなった」「急に重くなった」と感じるのはなぜだろう?と、ふと不思議に思いました。

今回は、そんな私の体感をもとに、自分なりに調べてみたことをまとめています。

お腹が「急に大きくなった」と感じる理由

赤ちゃんの成長スピードが一気に加速する時期

妊娠20週を過ぎる頃、赤ちゃんの成長はさらに本格化してくるとのこと。体重も増え、筋肉や骨、内臓などの発達がどんどん進みます。それに合わせて子宮も大きくなり、見た目としてもお腹のふくらみがぐっと目立ちやすくなる時期なようです。

これまでの「少しずつ大きくなる」変化から、「一気にせり出す」ような成長に切り替わるタイミングなのかもしれません。

お腹まわりの皮膚や筋肉が張る感覚が強まる

お腹の皮膚や筋肉は、日々少しずつ伸びて対応しているみたいですが、ある日急に「張る」「引っ張られる」ような感覚が強くなることがあります。これは、成長のペースに体が調整を始めているサインと考えられているようです。

重心や姿勢の変化が「急に大きくなった感」を後押しする

妊娠が進むと、体の重心が前に傾きやすくなります。その影響で姿勢が変わり、自分では気づかないうちに筋肉の使い方も変わっていきます。この変化によって、「お腹がせり出してきた」「前に突き出た感じがする」といった体感が強まる可能性があります。

お腹が「急に重くなった」と感じる理由

子宮の位置がへその高さまで上がってくる

妊娠21週ごろになると、子宮の高さがへそあたりまで到達しているみたいですね。お腹全体に丸みが出ると同時に、今までは下腹部に感じていた重さが、もっと広範囲に分散されていくようです。その結果、「お腹の重み」としてしっかり実感しやすくなるんですって。

私も、お腹の位置が「下にある」から「前に出ている」に変わったような感覚があります。

骨盤のゆるみが進み、周囲の筋肉が支えようとがんばっている

妊娠中は「リラキシン」というホルモンの影響で、関節や靭帯がやわらかくなると言われています。とくに骨盤まわりのゆるみが進むと、体を支えるために周囲の筋肉が無意識のうちに働きます。
(関連記事:妊娠中はぎっくり腰になりやすいけど、実は治りも早い?ホルモンと体の仕組みを調べてわかったこと

筋肉の緊張が続くと「ずっしりとした重み」を感じやすくなり、体全体がどっと疲れやすくなる原因にもなるようです。

私が今、大切にしていること

今回の変化は、ちょうど21週に入ったタイミングで起きたもの。まだ新たな対策を始めたわけではありませんが、家事の合間に意識して休憩をとるようになりました。

とくに意識しているのは、「疲れを感じる前に横になる」ということ。

掃除や洗濯、料理の途中でも「ちょっと一息」を入れるだけで、体がぐっとラクになることがあります。妊娠中は、頑張りすぎる前にこまめに力を抜くことが何より大事だなと感じています。

おわりに

お腹のふくらみや重さを「急に変わった」と感じるのは、赤ちゃんがしっかり育っている証。体の変化に気づけた自分を、まずはしっかり褒めてあげたて欲しいです。

毎日少しずつ変わっていく体。だからこそ、時々「急に」成長を感じる日があるのかもしれません。そんな日は、赤ちゃんと一緒に前に進んでいる実感を味わえる、ちょっと特別な一日なのかもしれませんね。



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