ベビーバスって、いつまで使えるんだろう?——「沐浴は新生児期だけ。1ヶ月健診でOKが出たら湯船デビュー」が定番と言われる中、他の家庭はどうしてるんだろう?と気になっている方へ。
先に我が家の答えを言うと——娘は生後11ヶ月の今も、ベビーバスで沐浴しています。
「え、まだ沐浴?」と思った方にも、「うちも湯船デビューしてないけど、大丈夫かな…」と不安な方にも。我が家の理由と考え方、卒業の見通しまで正直に書くので、少しでも参考になれたら嬉しいです。
「沐浴は新生児まで」は、湯船に入る家庭の話
沐浴を卒業する理由を調べると、「1ヶ月健診で許可が出たら、大人と一緒にお風呂に入れるようになるから」という説明がほとんどです。
つまりあれは、「沐浴の期限」ではなく「湯船デビューの解禁日」の話なんですよね。
湯船に毎日お湯を張る家庭なら、赤ちゃんも一緒に入る方が合理的。でも、そもそも湯船を使わない家庭なら、話は変わってきます。
「湯船を使わない家庭」って、例えばこんな家
我が家がまさにそうです。私はもともとシャワー派。夫は湯船好きなのですが、私が「お湯を張りたいなら、掃除してね」と伝えているうちに徐々に張らなくなり——娘との3人暮らしになってからは、0回です笑。湯船の良さは2人とも知った上で、今の暮らしでは掃除の手間が勝つ、という選択。
そんな我が家に、赤ちゃんのためだけに「毎日お湯を張って、毎日湯船を洗う」習慣を新しく作る——それは合いませんでした。
11ヶ月の今も沐浴できているのは、大きめベビーバスのおかげ
では娘はどうしているかというと——新生児期からずっと変わらず、ベビーバスで沐浴を続けています。場所はお風呂場の洗い場(浴槽の外の、体を洗うスペース)。そこにベビーバスを置いています。
ちなみにこのベビーバス、買ったものではありません。母の知り合いが使わなくなったものを、先方から「貸そうか」と言ってくださって、お借りしているものです。これが大きめのタイプで——新生児の頃は足が底につかず、しっかり支えていないと娘が不安がっていたほど。それが今では足もお尻もしっかりついて、超安定。この大きさだからこそ、11ヶ月の今も沐浴できているんだと思います。

ただこれは、「たまたま大きめを借りられた我が家」の話。長く使うなら大きめが有利な一方、膨らませる小さめタイプを「今だけ」と割り切って使う方が扱いやすいし、使い終わった後の保管も楽——このあたりは、好みと環境次第だと思います。我が家も、もしこの借り物がなかったら、膨らませるタイプを選んでいたかもしれません。お下がりや借り物で済むならそれで十分、というのは実感です。
そしてもし膨らませるタイプを使っていたら——きっとどこかでサイズアウトして、卒業がもっと早く来ていたと思います(調べてみると、膨らませるタイプは対象月齢が〜3ヶ月や〜6ヶ月までの製品が多いようです)。その場合は、夫に支えてもらいながら私がシャワーをかける、頭は洗いにくいからお湯だけで流す日もある、湯船を張る回数も、今より増えていたかも——そんなやり方に移行していたはず。つまり、ベビーバスが小さくなったら、それはそれで何とかなる。道具のサイズアウトが、そのまま卒業のタイミングになるだけだと思います。
そして肝心の「我が家はいつまで続けるのか」——卒業の目安も決めているので、後半で詳しく書きますね。
どうやって洗ってる?我が家のやり方(夫婦2人・手で洗う)
やり方は、新生児の頃から変わらず夫婦2人体制。夫が娘を支えて、私が洗う係です。どうせ2人いるなら2人で、というわけです(2人に慣れた今、1人でやることは考えられません。毎日ワンオペで入れている方、本当にすごすぎます…!)。
タオルは使わず、手で洗います。仕上げにシャワーをかけて、バスタオルに巻いて部屋へ。オムツと肌着を着せて、髪をとかして完了です。
ちょっとした工夫として、梅雨のエアコンをつけていない日は、娘の頭と私の腕の間にタオルを置いています。お互い暑いので(笑)。これを置いてあげると気持ちよさそうで、そのまま寝落ちが早くなる気もしています。
頻度は2日に1回。間の日は、濡れガーゼで
沐浴の頻度は、我が家は基本2日に1回。この頻度は私から夫に提案しました(夫は基本、私のやり方に合わせてくれます)。
「毎日じゃなくていい」と思えた理由
そう考えられたのには、理由があります。出産したクリニックでも、そもそも毎日沐浴していなかったんです。
私の場合、産後3日目から母子同室になり(帝王切開だったので、自然分娩の方より1日遅いスタートでした)、その2日後に、沐浴指導を兼ねた沐浴が1回。そこから退院までの2日間は、沐浴なしでした。母子同室になる前のことや、希望すれば入れてもらえたのかは、今となってはわかりません。それでも、「専門家のいる場所で、赤ちゃんは毎日沐浴していなかった」という体験が、私の基準になりました。初めての育児は、何が普通なのか基準がわからないもの。だからこそ「沐浴は毎日」というネットの情報より、目の前で見たクリニックでの過ごし方の方が、私にはしっくりきたんです。ここでも「ネットで見る情報と、実際は違うことがある」でした。
産後を過ごした実家でも、3日間沐浴なしという時もありました。子育てを経験してきた私の両親は、回数を心配することもなく、「赤ちゃんはちゃんと育つ」と知っている人たちの落ち着きがありました。細かく言われなかったこと、今思うとありがたいことでした。
義母には驚かれたけれど、変えませんでした
義母に沐浴の話をした時は、2日に1回と聞いて驚かれて、「毎日入れてあげた方がいいよ」とも言われました。それでも、私のスタンスは変えませんでした。沐浴は、入れる側の労力もかかるものだと思うから。これが2日に1回なら「お休みの日」を挟めるので、親の精神的な負担もかなり緩和されていると感じます。もし毎日だったら……と考えると、正直、大変だなぁとなってしまいます。
間の日のケアと、ソープの使い方
真夏はエアコンの部屋で過ごすので、汗でベタつくことはほとんどありません。微妙なのは梅雨時期で、扇風機だけで過ごす日もあり、日によってはベタつくことも。沐浴休みの日は、寝る前に濡らしたガーゼで顔と体を拭いてあげて乗り切りました。一度だけ、沐浴なしの日に「夫が抱えて、私がシャワーだけかける」ということもしました。でも沐浴の方が楽なので、それ以来していません。
毎日ソープで洗わないのは、娘の将来の肌のバリア機能への影響が心配だから、という私の考えです。大人でも「基本は湯洗いで十分」と言われますし、赤ちゃんは大人より汗をかき新陳代謝もいいとはいえ、お湯だけでも汚れはかなり落ちると感じています。うちは2日に1回だからこそ沐浴時はソープを使いますが、顔にソープを使うのは週2回くらいです(今は、すすぎのいらない沐浴剤と交互に使っています)。
このあたりは赤ちゃんの肌質にもよると思うので、あくまで我が家のやり方として。肌の様子を見ながら、それぞれのご家庭に合う頻度でいいと思います。
動くようになって、正直大変になってきた
9ヶ月半の頃には、もう新生児と同じようにはいきませんでした。
手足をバチャバチャさせて水遊びを始めるし、興味を持ったものには手を伸ばす——視界にベビーソープのボトルが入ると、体をぐるんと捻って取ろうとするので、支えている夫が大変そうでした(笑)。
それでも、大きめのベビーバスと2人体制のおかげで、その頃はまだ問題なく続けられていました。
そして11ヶ月の今——動きは、さらにパワーアップしています。いま一番大変なのは、シャンプーのあとの流し。仰向けで大人しくしていてくれないので、頭を流すのがひと苦労です(おとなしくしてくれる日も、あるにはあるのですが笑)。「そろそろベビーバスも難しくなってきたな」というのが、正直なところ。それでも夫婦2人体制のおかげで、まだなんとか続けられています。
【追記】その後、すすぎのいらない沐浴剤「スキナベーブ」を使い始めました。流す工程がなくなって、沐浴の時間は約半分に。しかも、スキナベーブの日は、娘も今のところおとなしいんです。動き回る赤ちゃんの沐浴が大変になってきた方は、スキナベーブの口コミ|すすぎ不要は本当にラク?泡のベビーソープと比べた感想【生後11ヶ月で初使用】へ。泡のソープと比べてわかったことや、我が家の使い方を書いています。
卒業はいつ?我が家の目安
「じゃあ、いつまで続けるの?」——我が家の目安は、娘が1人で安定して立てるようになったらです。湯船を使わない我が家では、沐浴からシャワーへ、が自然な流れ。立てるようになれば、シャワーで済ませられるからです。
そして、ちょうどこれから冬に向かうのも、いいタイミングかもしれません。というのも、夫はもともと湯船に浸かりたいタイプ。出産前は、冬になるとワンシーズンに3〜5回はお湯を張っていました(ちなみに私から「今日お湯張ろう」と言ったことは、ありません笑)。この冬も、夫が浸かりたい日にはお湯を張るはず——そのタイミングで、娘の湯船デビューもできそうだなと思っています。
とはいえ、我が家の基本はあくまでシャワー。夫婦がシャワーで済ませる日は、立てるようになった娘をベビーバスの中で座らせたり立たせたりしながら、お湯に浸からせてあげる——そんな移行期になるのかな、と想像しています。
まだ実際にその時が来ていないので、ここは確定ではありません。卒業できたら、この記事に追記しますね。
1人で入れることが多い家庭は、ベビーバス選びが変わると思う
ここまで書いてきたのは、「大きめのベビーバス+夫婦2人体制」でのやり方です。正直、この組み合わせだから続けられている面が大きくて、このタイプの大きめベビーバスは、1人で入れるスタイルにはあまり向かないかもしれません。実は里帰り中に、練習のために1人で沐浴させてみたことがあるのですが(その頃から同じベビーバスでした)、かなり大変でした……。慣れている方なら大丈夫かもしれませんが。
ワンオペの場合は、道具選びから変わってくると思います。たとえば親戚の家では、空気を入れて膨らませて、赤ちゃんを座らせるタイプを使っていたそうです。股の部分にストッパーがあってずり落ちにくいものもあるようなので、ああいうタイプの方が1人でも扱いやすそう。
また最近知ったのですが、夫の同僚のご家庭(ワンオペだそうです)では、赤ちゃんを寝かせてシャワーをかけられるマットタイプを使っているとのこと。私はその存在自体を知らなかったのですが——秋生まれのうちの娘の場合、寝かせてシャワーだと冬は寒かっただろうなというのと、寝返りが始まると難しそうなのと、おそらくねんね期までを想定した道具だと思うので(実際に使ったわけではないので、あくまで印象です)、我が家の暮らしには合わなかったかなと思います。マットタイプは、時期と環境が合えば、ワンオペの心強い味方になりそうです。
「湯船に入れてあげられていない」と不安な方へ
シャワー派の家庭だと、「赤ちゃんを湯船に入れてあげられていない」ことに、どこか罪悪感を持ってしまう方もいるかもしれません。
でも、「みんなと違う」ことと「間違っている」ことは、別の話。
お風呂のスタイルは、家庭の暮らし方で決めていいことだと思います。湯船に浸かる文化も素敵だし、シャワーで完結する暮らしもあり。大切なのは、赤ちゃんが清潔で、快適で、お風呂の時間が親子にとって心地よいことではないでしょうか。
まとめ:沐浴の卒業時期は、家庭のスタイルで決めていい
・「沐浴は新生児まで」は、湯船デビューを前提とした話
・湯船を使わない家庭なら、沐浴を続けるのも自然な選択
・我が家は生後11ヶ月の今もベビーバス。卒業の目安は「1人で立てるようになったら」
・この冬、夫がお湯を張る日に湯船デビューの予定。卒業できたら、ここに追記します
・頻度は2日に1回。間の日は濡れガーゼで拭いてケア
うちの場合はこう、という一例ですが、同じシャワー派のご家庭の安心材料になれば嬉しいです。
※肌の状態や体調で気になることがある場合は、かかりつけの小児科や助産師さんにご相談ください。
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