生後6ヶ月になると、育児の景色が一気に変わります。
おむつがパンツタイプに切り替わり、離乳食が始まり、起きている時間も少しずつ増えて、その分相手をしてあげる時間も増えてくる。変化がほぼ同時期に重なってくる、なかなか忙しい時期です。
この記事では、ものを増やしたくない私が、この時期に「本当に買ってよかった」と思ったものだけを正直に書きます。準備しすぎて後悔したものの話も、一緒に書いています。
もともとは、娘が生後6ヶ月のころに書いたものです。その娘も、今は9ヶ月半。読み返しながら、「その後どうだったか」を今の目線で書き足しました。6ヶ月当時の話と9ヶ月半の今、両方まとめて参考にしてもらえたら嬉しいです。
電気ポット——これは本当に買ってよかった
すでに持っている方も多いと思いますが、育児を始めてから、電気ポットがなければどうなっていたかと思うほど使っています。
我が家ではもともとケトルを使っていました(私が独身中に使っていたもの)。電気ポットを買ったきっかけは、産後の入院中にありました。混合育児(母乳+ミルク)の指導を受けて、ミルクを作るときに使っていたのが電気ポットでした。これがすごく楽で。電気ポットがないと無理かも・・・ということで退院後すぐにうちにも導入。夫婦二人の時は、持つにはちょっと贅沢すぎかなという感じで買う選択肢はなかったのですが、ケトルから変えてみたら、まったく別世界になりました。
電気ポットが活躍している場面はこれだけあります。
・ミルクを作るとき(適温のお湯がすぐ出る)
・哺乳瓶を洗うとき
・離乳食を作るとき
・料理の時短
・息抜きのドリップコーヒー(すぐに作れる)
特にミルクとコーヒーは「すぐに作れる」というだけで、精神的なストレスがまったく違います。育児中は小さな手間が積み重なって消耗していくので、こういう時短が本当にありがたい。夫もコーヒーが好きなので、「電気ポットにして便利」と喜んでいました。
象印には以前からケトルで信頼を置いていたので、電気ポットも迷わず象印にしました。
気に入っているポイントは、見た目や手触り、省エネ設定が簡単なことなど。といっても、他のポットをほとんど使ったことがないので(いくつかの職場には過去にありましたが)、省エネ設定は比べて言える話ではないんですけどね。就寝前に「お休み設定」をしておくと(最大10時間)、時間が来たら自動で再沸騰。半日家を空けるときは、6時間から好きな時間を選んで設定しています。この機能、うちでは夫が「せっかくある機能なら使おう」と喜んで使っています。もちろん、忘れるときもありますが。ちなみに商品名は、優等生ならぬ「優湯生」。名前のとおりの働きぶりです。
ケトルから電気ポットへの切り替えは、育児中のおすすめの一手だと思っています。
ダイソンの掃除機——蜘蛛が苦手な私が買った理由
これは少し変わった理由からの購入です。
ダイソンを買うまで、実は自宅に掃除機を置いていませんでした。数日に1度、お尻拭きで全部屋(2LDK)を手拭きしていたのです。
お尻拭き?と思われるかもしれませんが、「掃除にも便利」とどこかで見て取り入れたものです。アルコールなしだから手が荒れにくいのに、汚れはしっかり拭き取れて、100均でお得に買えるんです。
私は蜘蛛が本当に苦手で、家の中に出てきてほしくありません。埃が溜まりやすいところに蜘蛛の巣が張りやすいと気づいてから、掃除への意識が変わりました。ダイソンは蜘蛛の餌となるダニ発生の原因となるものも含めてしっかり吸い取ってくれるとのことで選びました(どの掃除機ならダニまでしっかり吸い取ってくれるのかは、ChatGPTに聞いて、その答えを参考にしました)。
ダイソンを買ってから、手拭き作業がほぼなくなりました。1回あたり30分ほど浮いた計算になります。
それだけでなく、光に当たると埃がよく見えるので面白くて、毎日かけることが習慣になりました。赤ちゃんがいる今、床に落ちている髪の毛も余計に気になるし。今では毎朝の日課です。夫も面白そうに使っています(土日に時々)。床だけでなくソファや絨毯も掃除できるのも助かっています。正直、もっと早く買えばよかったと思っています。
私が実際に使っているのはこちらです。
▶ 私が使っているダイソン(Amazonで見る)
百均の製氷皿——離乳食の道具で買ったのは、これだけ
離乳食を始める前から、「あるものでなんとかなるんじゃないかな」と思っていました。実際その通りで、買い足したのは百均の製氷皿だけ。あとは家にあるものでまかなえています。
生後9ヶ月までに使ってきたのはこれだけです。
・プラスチックのスプーン
・ティースプーン(四角く平らめ)
・陶器の小皿(温めが必要なとき)
・子ども用のプラスチック容器(母が、私が赤ちゃんの頃に使っていたもの。お粥を卒業した最近は、これが主役です)
・百均で買ったプラスチック製氷皿(冷凍保存用)
・ラップ

↑実際に使っている道具たち。スヌーピーのものは、母が私の赤ちゃん時代に使っていたお下がりです(製氷皿は処分済みのため写っておらず、ラップも写っていません)。
写真の奥にある深めの器は、内側がすり鉢状になっているもの。今はほとんど出番がありませんが、大きめなので、もっと量を食べるようになったら使おうかなという温度感です。陶器の小皿は同じ種類が数枚あって、使い回しています。本当に、これだけで回っています。
製氷皿そのものは、買ってよかったです。お粥を凍らせてストックするのに使っていました。ただ、素材選びだけは反省点。プラスチック製は、凍ったお粥がとにかく取り出しづらいんです。しかも、ちょうどお粥を卒業する頃に、取り出そうとしたら割れてしまって、そのまま処分しました。もし次に買うなら、私はシリコン製を選びます。また作り置きをたくさん冷凍する機会があれば、そのときもシリコン製の保存容器を買うと思います。
必要なものは、意外と少ないかもしれません。
あってもよかったかも、と思ったのは「すり鉢セット」
私の場合、プラスチックスプーンの背で食材を潰せてはいたのですが、効率が悪いのは正直なところ。うちでは普段すり鉢を使わないので買いませんでしたが、離乳食初期を効率よく乗り越えたい方にはあると便利だと思います。
ちなみに生後9ヶ月半の今は、お粥を卒業して、大人と同じ炊きたての白米や、おかずの取り分けに進んでいます。取り分けといっても、赤ちゃんでも食べられそうなものだけ。たとえばお味噌汁のにんじんが柔らかければ小さくして、お豆腐は内側の調味料が染み込んでいないあたりをすくって、という感じです。
きっかけは、実家で父母とごはんを食べていたときのこと。出してくれた煮物に、ちょうど娘でも食べられそうなくらい柔らかくなったじゃがいもと玉ねぎがあって、母が「これ、食べさせてあげたら」と言ってくれたんです。こういう感じでもいいんだ、と、ちょっと目から鱗でした。白米については、教科書通りならまだ軟飯(やわらかめに炊いたごはん)の時期。そこを飛ばした進み方ですが、それでいいと思えるようになりました。この経緯と正直な理由は、別の記事に詳しく書いています。
道具も進め方も、教科書通りじゃなくていい。今はそう思っています。
市販の離乳食——早めに買って「心のお守り」になった
離乳食を始める前に、ドラッグストアで市販のパウチをいくつか買いました。キューピーのほうれん草小松菜ペーストや、にんじん・トマトのペースト。お粥に混ぜられる鉄分強化の粉(離乳食用)も購入しました。
私はもともと、「極力、自然の味で進めたい」と思っていたタイプでした。でもその決意は、始まる前から揺らぎます。ネットで離乳食について調べていたり、市の離乳食教室に参加したときに話を聞いているだけで「離乳食、無理かも……ハードル高すぎ……」という気持ちになってしまっていたんです。それを夫に伝えたら、「市販で売ってるやつがあるなら、それ買う?」と提案してくれて。うまく作れない日や、進まない時のお守りとして、先に手元に置いておくことにしました。
いざ始まってみると、先に買っておいたこのパウチたちは「本当に困ったときのために」と、なんとなく出番待ちに。でも実際は、そううまくは進みませんでした。途中から、離乳食を準備すること自体が私には憂鬱になってしまって、離乳食そのものをストップした時期も。その頃にはお粥のストックも作っていなくて、気が向いたときに、試しに市販のパウチから与えてみたりもしました。作らずにすぐ出せるのは本当に楽で、助かりました。娘はほとんど食べませんでしたけどね。再開してからも、少し舐める程度だったり。
それでも、早めに買ったこと自体は後悔していません。「いざとなったらこれがある」という心のお守りとして、ちゃんと役に立ってくれました。パッケージには対象月齢が書いてありますが、きっちりその通りに使わなくて大丈夫。うちのように出番がずっと後になっても、それはそれでいいと思っています。
パンツタイプのおむつ——切り替えてよかった
おむつは、いずれ誰もがパンツタイプに切り替えるもの。それでも、あくまで6ヶ月時点で「買ってよかった」と感じたものとして、これも書くことにしました。
テープタイプからパンツタイプへの切り替えは「寝返りが始まったら」とよく言われますが、うちは寝返り後もしばらくテープを使っていました。
変えたのは、うつ伏せの時間が増えてうんちが前から漏れたりするようになったとき。うちの場合は、生後6ヶ月ごろでした。変えてみるとおむつ替えがぐっと楽になって、夫も「パンツタイプのほうが楽」と喜んでいました。「おむつ替えが大変」という体感が、切り替えのタイミングになりました。切り替えの判断は、月齢より「今の状態」で考えれば十分だと思います。
うちは今、メリーズをリピートしています。最初は親戚から「いいよ」と聞いていたグーンも何度かリピートしていたのですが、メリーズと比べるとちょっとゴワゴワに感じたのと、調べたら通気性はメリーズが良いと出てきたこともあって、これから暑くなる時期に向けても、今はメリーズ一択になりました。
そもそもなぜメリーズとグーンだったかというと、他と比べてコスパがいいから。安価で、たくさん入っています。ムーニーなども試供品やお祝いでいただいて使ったことはありますが、正直メリーズとの違いはよくわからないというか、気にならない程度でした。よって、そのコスパの良さや通気性も兼ねて、今のうちのお気に入りはメリーズです。
ちなみにおむつ交換は、うちは基本1日4〜5回。寝起き、昼前、昼過ぎ、夕方、寝る前——うんちをしたときやお昼寝のタイミングで回数は前後しますが、これまでかぶれたことはありません。ただ、これはあくまでうちの場合の話です。肌の強さは赤ちゃんによって違うので、回数はお肌の様子を見ながら調整してあげてくださいね。
まとめ:必要なものは、意外と少ない
生後6ヶ月は変化が重なる時期です。でも、先回りして準備しすぎる必要はないと、実際にやってみて思います。
電気ポットとダイソンは「もっと早く買えばよかった」と思ったもの。時間と気力を守ってくれる家電は、育児中の投資として十分元が取れます。
一方、離乳食の道具は百均の製氷皿だけで、あとは家にあるもので足りました。市販の離乳食は、出番が遅くなっても「心のお守り」になってくれました。おむつは月齢より「今の状態」で、使いながら合うものを選べばいい。不便を感じてから動いても、ほとんど間に合います。
本当に必要なものは、使えばすぐわかります。
同じ時期を過ごしているママの、小さなヒントになれば嬉しいです。
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※この記事は私個人の体験をもとにしています。商品の感想には個人差があります。

