ギャルブームはなぜ再燃した?元ギャルが感じる「作られた流行」と消費の仕掛け

私も昔は、ギャルと言われる部類でした。しかし今では、そんな面影は一つもありません。
この記事では、昔ギャルだったからこそ持てる視点で、再び注目されているギャル文化への疑問を書いてみました。ギャル文化が気になる方と共感できたら嬉しいです。


「ギャル最高!」の空気と、その背景

驚く女性のイラスト
最近、テレビやSNSで「ギャル」が話題にされることが増えていませんか?「ギャル最高!」と盛り上げるような空気が広がっていますが、その背景には消費を促したい意図もあるのでは——と、私は感じています。
今の若い世代はナチュラル志向やミニマル志向が強く、「無理に着飾らない」「無駄にお金を使わない」という価値観が広がっています。そうなると、化粧品・ネイル・ファッション・美容室といった、従来の消費市場は縮小していきます。
そこで「派手に盛る楽しさ」「ギャル=自由で可愛い!」というイメージを前面に押し出せば、消費意欲をもう一度かき立てられる。ギャルへの注目には、そんな仕掛けの側面もあるように私には見えるのです。

流行はこうして「作られる」

インフルエンサーがギャルメイクを紹介し、SNSで拡散され、「これが今のトレンド」という空気ができる。憧れた若者たちが真似をすれば、化粧品・ネイル・服・アクセサリー、美容院での支出につながっていく。
「みんながやっているから自分もやりたくなる」——いわゆるバンドワゴン効果です。流行に乗ること自体は楽しい。でも、その流れの少なくない部分が意図してデザインされたものだということは、知っておいて損はないと思います。
口紅・リップのイラスト

元ギャルとして、思い出すこと

私も当時は「ギャルって可愛い!私もこうなりたい!可愛くなって新しい人生歩んでやる!」と思っていました。一人暮らしを始めてすぐ、派手な格好を追い求めて——今思えば、すごい時間とお金の使い方をしていました。
あの頃の私は、流行の中で自己表現をしているつもりでした。でも振り返れば、その「憧れ」自体が、誰かにデザインされたものだったのかもしれません。楽しかったことは事実。後悔もしていません。ただ、そこにかけたお金と時間の大きさは、離れてみて初めてわかりました。


流行と、どう付き合うか

もちろん、流行に乗ること自体が悪いわけではありません。ギャル文化そのものにも、自己表現としての魅力があると思います。
大事なのは、流されるのではなく、自分にとって本当に価値のあるものを選ぶこと。ナチュラル志向やシンプルライフの良さに気づいた今だからこそ、「これは自分が欲しいのか、欲しがらされているのか」と一度立ち止まる意識を持っていたいと思っています。
企業のマーケティングや流行を楽しみつつも、自分の価値観に合った消費を心がける。それだけで、お財布にも体にも優しい生活に近づくはずです。
笑顔の女性のイラスト



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