妊娠20週の、40歳妊婦です。
はじめに
妊娠してから食べ物や調味料に敏感になって、いつも以上に「これって赤ちゃんに大丈夫かな?」と気にするようになりました。
実は私、以前にも鶏胸肉を料理酒に漬けて焼いたときにアルコールが気になって調べたことがありました。その時は「加熱すればすぐアルコールは飛ぶから心配ない」とわかって、以来、料理酒は安心して使ってきたんです。
…ところが、先日作ったしゃけのホイル焼き。
大さじ4くらいの料理酒で蒸したあと、火を止めてホイルで蓋をしたまま蒸らしただけの仕上げにしたら、ふと不安がよみがえってきたんです。
「あれ…火を止めたらアルコールって飛ばないんじゃなかったっけ?」
そんな疑問が頭をよぎり、食べた後に「これって大丈夫だったのかな」と少し心配になってしまいました。
この記事では、私の調理法をもとに「妊娠中でも料理酒を使ったホイル焼きは大丈夫なのか?」を丁寧に調べてまとめました。
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見出し①:しゃけのホイル焼き、こうやって作った
今回作ったのは、シンプルなホイル焼き。
• 材料:生しゃけ、きのこ、ニンジン、玉ねぎ
• 調味料:塩、こしょう、バター、料理酒(大さじ4ほど)
• 作り方:フライパンに並べて中火で加熱 → 沸騰して蒸気が出たところで火を止め、ホイルの蓋をしたまま余熱で蒸らす
アルコールの匂いも味も感じなかったし、仕上がりはふっくらジューシー。ただ、「蒸らした蒸気の逃げ場がないのに、ちゃんとアルコール飛んだのかな?」と気になったんです。
見出し②:料理酒に含まれるアルコールって妊娠中NG?
まず、料理酒には13〜14%程度のアルコールが含まれています。
でも心配しすぎなくて大丈夫みたい。というのも…
• アルコールは78℃以上で蒸発(揮発)します
• 調理中の加熱温度は通常100℃以上なので、しっかり火を通せばほぼアルコールは飛びます
以前鶏胸肉を料理酒で漬け込んで焼いたときは、この仕組みを知って「加熱すればOK」と安心できていました。
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見出し③:「火を止めたらアルコールは飛ばない」って本当?
私が今回不安になったのは、まさにここ。
どこかで「火を止めるとアルコールが飛ばなくなる」という情報を見たことがあって…
「あれ、余熱で蒸らしただけのホイル焼きってアルコール残ってるんじゃ?」
と不安になってしまいました。
でも、調べてみた結果わかったのは、余熱でも温度が高ければアルコールは飛ぶということ。
• アルコールの沸点は78℃
• 火を止めた直後のホイルの中は90〜100℃近くを保っている
• 密閉されていても、揮発=蒸気化するので体内に吸収されることはない
つまり、蒸気が外に逃げないからといって、アルコールが料理に残るわけではないとのことなんです。
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見出し④:汁まで飲んだけど…大丈夫?
はい、私も汁までしっかり飲みました(笑)
でも、アルコールの味や匂いはゼロだったし、これも「アルコールが揮発して飛んだ証拠」です。
しっかり加熱+余熱で高温が保たれていれば、ほとんど心配ないんですって。
(「ほとんど」とは、完全には煮え切りませんが・・・)
実際、専門的なデータでも加熱で90〜100%のアルコールが飛ぶとされています。
だから、今回のホイル焼きのような調理法であれば、汁まで安心してOK!と判断。
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見出し⑤:妊娠中の料理、私が気をつけていること
今回みたいに「え、これって大丈夫?」と不安になるのって、
赤ちゃんを思っている証拠だと思います。
だから私は:
• 加熱の有無・温度
• 使っている調味料の原材料
• アルコールや添加物が残る可能性
こういったポイントはなるべく事前に確認しています。
でも完璧じゃなくて当然。食べたあとに気づいて調べても、それも立派な「母の勉強」だと思っています。
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おわりに:ホイル焼き、安心して食べていい
「火を止めたあとも蒸らしただけでアルコールが飛ぶのか?」
そんな不安から始まった今回のホイル焼き事件(?)ですが、調べてみて「ちゃんと飛んでるから大丈夫」とわかり、ほっとしました。
同じように不安になった妊婦さんがいたら、
「気にするってことは、ちゃんと赤ちゃんのこと考えてる証拠だよ」と伝えたいです。
これからも、知識を増やしながら、おいしく安心して食べていきたいですね。