田舎者?都会人?ある一言で一発でわかってしまう理由





10代後半から30代前半まで都会のど真ん中で生きてきた主です。
諸事情により33歳くらいの時に地元の県に戻ってきました。
都会から田舎に戻ってきてもう7年ほどは経ちますが、
こちらの人たちと接していて、いまだに違和感を感じることは多々あります。

そこで実体験をもとに、私が田舎に戻ってきてよく聞くようになったとあるセリフを一つ、ご紹介したいと思います。
都会と田舎の感覚のズレからくるこの一言。言葉の奥にある背景を見てみたいと思います。
(あくまで個人的な見解・体験上での内容となりますことは予めご了承ください。)


田舎者が使って都会人が使わない、とあるセリフとは?

 

答えから言っちゃいます。
それは、「いろんな人がいるから。」

例えば、

・「いろんな人がいるから気をつけて」

・「いろんな人がいるねからぇ」

とかですかね。

田舎に戻ってきて初めてそのセリフを聞いた時に、まず違和感がありました。
もちろん都会で耳にした言葉を一言一句全て覚えているわけではありませんが、田舎でそのセリフを聞き、「ん?」と思ったことは紛れもない事実です。
こちらに戻ってきてもう何度そのセリフを聞いたものか。

田舎の人はなぜ、「いろんな人がいるから」と言う?

それは、まず生きている環境の前提が異なるからだと、私は考えています。
どういうことか?
簡潔に表現すると、

都会では田舎に比べるといろんな人がいて当たり前なんです。

田舎はその逆です。
もちろんのこと、人は千差万別、そもそも地球上にいろんな人がいるのは大前提なのですが、
田舎は良くも悪くも、閉鎖的なんですね。

外を歩けば知り合いに会ったり、親戚や知り合いの誰かと誰かがつながっていたり。

そして変わり者は目立つし弾かれやすいのです。
だから無意識に同調圧力が生じ、周りと合わすことが良いとなる。
でもそれが普通だという価値観だから疑問にも思わず受け入れている。
田舎の人が言う「いろんな人がいるから」は、「たまに変わった人がいるから」に近い気がします。

都会ではいろんな人、変わった人、群れから外れる人がいて当たり前なので、
いちいち「いろんな人がいる」とは思いません。
田舎でいう「変わり者」をみてもなんとも思わないのです。
田舎と都会では、こういったところにも感覚の差があるわけです。

閉鎖的なことは悪いことではない

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
これを読むと、田舎を馬鹿にしているように感じる方もいるかと思いますので、そう感じさせてしまっていたらすみません。
田舎を、敢えて地方ではなく「田舎」と表現させてもらったのも、「田舎人」が検索されやすいワードであるからです。

私は田舎も都会も好きです。
田舎には田舎の良い部分もあります。
閉鎖的なことだって、良い方面から見れば、常に監視の目があるからこそ安心だったり人情味を感じたり、その距離感が心地よい人だっていると思います。

まとめ

田舎には田舎の、都会には都会の良さがある。
もし身近に「いろんな人がいるから」を言っている人がいたら、その人は都会で暮らしたことがあるのかぜひ聞いてみてください。
決して【都会によく行く人】ではなく、【都会で暮らしたことのある人】ですよ(しかも、3年以上。)。
きっとその人は地元から出たことがない人、もしくは地方から他の地方へ引っ越した人、であるはずです。

あなたもちょっとしたゲーム感覚で試してみませんか?



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