妊娠中の腰痛がつらすぎる・・・再発したヘルニア対策で私がしたこと




妊娠19週、腰が痛くて起き上がれない・・・!
まさかのヘルニア再発?

妊娠20週の40歳妊婦です。
妊娠19週に入った時、それは突然やってきました。

「腰が痛くて起き上がれない・・・!」

妊娠中の腰痛はよくあるって聞いてたけど、まさかヘルニアの再発なんて。



私は中学の頃からのヘルニア持ち。
大人になってからはまっていた時期もありましたが、独立してから自宅にこもる床中心の生活始めてから、再発気味に。

とはいえ、これまでベッドから起き上がれないほどの痛みはほぼありませんでした。
(ぎっくり腰の時は別として・・・)

この先お腹はもっと大きくなるし、私は高齢出産。
このままだと本当にまずい・・・。
この子が生まれたら、一緒に元気に遊んであげたいのに。

そんな状況の中で、なんとか自分なりに工夫してしのいでいました。


「椅子ってそんなに必要?」床生活が腰に与えていた負担

私は普段、ほとんど床で生活していました。
ラグの上に座ってパソコンを使ったり、食事をとったり。
妊娠してからも、なるべく足を崩して座ったり、骨盤を立てたりと姿勢に気をつけていました。

しかし、お腹が大きくなってくると、床に座る姿勢そのものがつらい…!

鼠蹊部(足の付け根)も圧迫される感じがして、赤ちゃんへの血流も心配でした。

高さのある椅子ならラクになる?

実は以前に、「ちょっとだけでも高さがあれば座ると気楽かな?」と思って、ニトリで折りたたみ可能な座椅子タイプの椅子を買って、使っていたんです。
しかもそこに更に低反発のクッションを置いて(これもニトリ)。

しかし、座りっぱなしは腰が辛く、鼠蹊部だって圧迫される。足を伸ばせば腰はより後ろに倒れ、ダメな姿勢に。
結局、どんな工夫をしても、「床に座ること自体がもう限界」だったんです。

そんなとき、私の様子を見ていた彼が言ってくれたんです。

「もう椅子、買いに行こう」って。

正直、私は悩みました。
場所もとるし、今後どれだけ使うのかもわからない。
でも、この腰痛を放置するわけにはいかない…!

覚悟を決めました。

場所はとるけど、お金はかかるけど、
これは自分の体と赤ちゃんへの投資だ、と。

実際に座り心地を試したかったので、3店舗くらい周り、これまたニトリで購入。

【選んだポイント】
・ある程度の高さがある。
→立ち上がりやすい・下半身の圧迫が軽減される。
・腰の支え(出っ張り)がある。
→腰を支えてくれるから、ある都内では全然違う。
・腕置き場がある。
→立ち上がる時にラク。

値段は、14.990円+税なので、16.480円でした。
3店舗見て回った相場は、このスペックだと大体これくらいの価格でした。
(ネットは座り心地がわからないので除外しました)

使ってみたら、信じられないくらいラク!
後ろに寄りかかった時のあの「ズーン」と重くなる感じがありません。
お金を出してよかったなって、思いました。

ベッドの寝方も工夫してた。タオルの置き方で違う!

椅子を買う前にも、自分なりに少しでも腰がラクになるように工夫していました。
たとえば、ベッドに大きめのバスタオルを畳んで、痛む側の腰の下と横に置くと、沈み込まず支えられてラクだったんです。

よく「腰のS字カーブにタオルを挟むといい」と言われるけど、私はそれが逆に痛くて合わなかった。
人によって合う方法って違うんだな、と思いました。
(ちなみに、ベッドはコアラマットレスを使用中です。)

そして、起き上がる時は、グルンと回転し、四つん這いの状態で起き上がる

立てば痛みはほぼないけれど、我が家は床生活なので、どんな座り方をしていてもきつかったです。

インナーマッスルがあっても腰は痛くなる?

実は私は、体幹を意識した生活を長年していて、インナーマッスルには少し自信がありました。

しかし、妊娠してからの腰痛には勝てなかった。

よく考えたら、妊娠中は重心が変わるし、関節もゆるむ
筋力だけではカバーできない変化が、体の中で起きているんですよね。

昔の人ってどうしてたんだろう?

ふと、「昔の日本の妊婦さんって、どうやって腰を支えてたんだろう?」と思いました。
昔は椅子がない生活が当たり前。その代わりに、体の使い方や姿勢の精度が今よりずっと高かったのかもしれません。

私たち現代人は、便利さの代わりに、自然な体の使い方が苦手になっているのかも。

私が腰痛対策に選んだのは「環境を変えること」だった

妊娠中の腰痛をどうにかしようと、最初は「筋トレ」「ストレッチ」などが頭に浮かびました。
でも今の私に必要だったのは、がんばることじゃなくて、ラクに過ごせる環境を整えることだったんです。

たったひとつ、椅子に座る生活に変えただけ(椅子は選びますが)で、腰痛がグッと軽くなりました。

まとめ:体を責めず、体に優しく。椅子は贅沢品じゃない!

妊娠中の腰痛は、ただの“あるある”じゃなく、ときに持病の悪化にもつながります。
私のようにヘルニアを持っている人や、床中心の生活をしている人ほど、がんばりすぎているのかも。

でも、大事なのは「もっとがんばること」ではなくて、
今の体に優しくできる方法を選ぶことでした。

床に座れないからといってダメじゃない。
インナーマッスルがあるのに痛いのも、何もおかしくない。

必要なのは、「今の自分」に合ったサポート。
椅子はそのひとつでした。

同じように悩んでいる妊婦さんのヒントになりますように。



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