妊娠20週頃のある日、レモンアイスにアルコールが入っていることに気づいて慌てて調べたのですが、その翌日、今度は醤油を見て気づいてしまいました。
「そういえば、醤油にもアルコールが入ってるんだった…!」
冷奴や納豆に、毎日のようにそのままかけていたし、加熱しないで使うなら、アルコールはそのまま残るよね?と思ったら、急に気になってきて。気にしすぎかな、とは思いつつも、改めて調べてみました。
結論から言うと、私は醤油をそのまま使い続けました。醤油にアルコールが含まれているのは事実で、そのままかけると小さじ1で約0.1〜0.15ml。この量で赤ちゃんに影響があるかを判断できる資料はありませんでしたが、数字を見て、私は自分なりに納得できたからです。
メーカーの説明で確認できたことと、私が使い続けた理由を、分けて書きます。
娘は元気に生まれ、もうすぐ1歳になります。これまで何か影響を感じたことはなく、発達もすこぶる順調です。(これは私と娘の場合の経過です)
醤油のアルコール、メーカーの説明で確認できたこと
醤油メーカーのキッコーマンが、公式のQ&Aで説明しています。(出典:キッコーマン「しょうゆにはアルコールが含まれているのですか」)
醤油には、発酵でアルコールが生まれる
醤油は発酵食品。発酵の過程で、原料の大豆や小麦などが分解されて、アミノ酸や香りの成分と一緒に、アルコールも生まれます。キッコーマンによると、含まれるアルコール分はだいたい2〜3%ほどです。
「アルコール」の表示があるもの・ないものの違い
原材料欄に「アルコール」と書いてある醤油は、発酵で生まれたアルコールに加えて、あとからアルコールを加えたもの。書いていない醤油は、発酵で生まれたアルコールだけを含むもの、とのこと。
ただし、表示があるかどうかは、アルコール度数の高い・低いとは必ずしも一致しないそうです。つまり、「アルコール無添加」でも、アルコールがゼロというわけではありません。
ちなみに、私が使っていたキッコーマンの「味わいリッチ減塩しょうゆ」は、原材料欄に「アルコール」と書いてあるタイプでした。
そのままかけると、小さじ1で約0.1〜0.15ml
冷奴や納豆にかける醤油は、私の場合、だいたい小さじ1(5ml)。アルコール分が2〜3%なら、計算すると約0.1〜0.15mlです。
加熱すれば飛ぶと思われがちですが、短時間の加熱では、アルコールは思ったより残るという調査結果もあります(詳しくはホイル焼きの記事に書いています)。そもそも冷奴や納豆は加熱しないので、この量がそのまま口に入ることになります。
妊娠中のアルコール、わかっていること・わからないこと
厚生労働省の健康情報サイト「e-ヘルスネット」では、妊娠中の飲酒について、ここまでなら大丈夫という飲酒量のしきい値はわかっていないと説明されています。少量でも、妊娠のどの時期でも影響する可能性があるので、妊娠中はお酒を完全にやめましょう、とのことです。(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「胎児性アルコール・スペクトラム障害」)
ただし、これは主にお酒を飲むことについての説明で、醤油に含まれるくらいの量の影響を、個別に判断するものではありません。つまり、この資料からは、「醤油なら大丈夫」とも「醤油も危ない」とも言えないということです。
本当は「絶対に大丈夫ですよ」と言えたらいいのですが、医師ではない私に断言はできません。ごめんなさい。
妊娠中の私も、いろんなことを調べるたびに、「結局、明確な答えってないんだよなぁ」という気持ちになっていました。
私は、醤油をそのまま使い続けた
それでも私は、そのまま使い続けることを選びました。冷奴にも納豆にも、毎日今まで通りかけていました。
理由は、この3つです。
・量が少ない——小さじ1で約0.1〜0.15mlという数字を見て、自分なりに納得できた
・豆腐や納豆は、貴重なタンパク源——植物性とはいえ、妊娠中の大事な栄養。醤油が気になって食べなくなるのは避けたかった
・みんな普通に使っている——これで影響が出るなら、世の中の妊婦さんはみんな困っているはず。当時そう思ったし、今でもそう思っています
ネットでピジョンインフォを見ていても、そもそも醤油にアルコールが入っていることを知らなかった人や、知っていても「そこまでは気にしてない」という人が多い印象でした。一方で、生で使う機会が多いことが気になって、アルコール無添加の醤油に変えたという人もいました。
前日のアイスのときは、「高齢妊婦だから、避けられるリスクは避けたい」と慎重になった私。矛盾しているかもしれませんが、醤油は毎日の食事に欠かせない調味料です。アイスのように「食べなければいい」とはいかないし、量もごく少ない。そう天秤にかけて、醤油は「そのまま」を選びました。

(背景は消してあります)
なお、醤油のことは、医師には聞いていませんでした。もともと疑問に思っていたわけではなかったし、気づいてからも、ネットでほかの妊婦さんの声を見て自分なりにしっくりきたので、聞かないまま過ぎてしまったのだと思います。
気になる人は:表示の見方と、医師への相談
・表示を見る——原材料欄に「アルコール」とあれば、あとから加えたタイプ。ただし、表示がなくても、発酵由来のアルコールは含まれています
・無添加タイプに変える——「アルコール無添加」の醤油も市販されています。ただ、表示の有無と度数の高さは必ずしも一致しないので、「無添加なら少ない」とも限りません。気持ちが楽になるなら、一つの方法です
・医師に相談する——不安が消えないときは、健診のときに、かかりつけの医師や助産師さんに聞いてみてください
まとめ|自分で知って、納得して選ぶのが大事
・醤油には、発酵由来のアルコールがだいたい2〜3%含まれている(キッコーマンの場合)
・「アルコール無添加」「表示なし」でも、アルコールはゼロではない
・冷奴や納豆にそのままかけると、小さじ1で約0.1〜0.15ml
・妊娠中のアルコールに、「ここまでなら大丈夫」という量はわかっていない(厚生労働省)。ただし、醤油くらいの量の影響を判断した資料ではない
・私は、量の少なさと、豆腐・納豆の栄養を天秤にかけて、そのまま使い続けた
「今あるもので使い続ける」でも、「気になるから変える」でも、大事なのは、自分で知って、納得して選ぶことだと思います。
醤油をそのまま使い続けた私ですが、その後、元気な赤ちゃんを出産しました。これは私の場合の経過です。
※この記事は、私個人の体験と、記事中に示した資料をもとに書いています。不安な場合は、かかりつけの医師にご相談ください。
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