視野が狭い人と広い人の決定的な違い





~「興味ない」と言う前に、自分でやってみた?~

ある日、とあるYouTuberがグアム旅行の動画をアップしていた。
バナナボートやマリンアクティビティを前に、彼はこう言った。

「うーん、バナナボートって興味ありません!!」

それを聞いた私は、正直「これはダメだ」と思った。
なぜなら、彼はそれを 一度もやったことがない のに、最初から「興味ない」とバッサリ切り捨てていたから。

やってみたうえで「自分には合わなかった」と判断するならわかる。
でも、 体験もしていないのに興味ないと決めつける のは、すごくもったいないことだと思う。


「興味ない」って、本当に“興味”の問題?

私は、自分が実際にやってみたものに対してしか「興味ない」とは言わないようにしている。
たとえば、ファッション、メイク、ブランド品、タバコ、クスリ、ゴルフ、音楽、飲み会、ジム、エステ、恋愛、スイーツ取り寄せ、カフェ巡り、その他外食、スポーツ観戦、沖縄やアジア圏への海外旅行などなど…。

あげればまだ他にもありそうですが、
これらは全部、私が 実際に経験したことがある上で、今では全く興味がないことたちです。
だから今、「私はもうそこには興味がない」とハッキリ言えます。

経験した上で「向いてないな」と感じたり、「もう満足した」と思ったり。
そういう積み重ねがあるから、ちゃんと自分の感覚として「興味ない」と判断できてるのだと思っています。

逆に言えば、 経験すらしていないことを「興味ない」と断言するのは、判断ではなく“拒絶” だ、ということです。

視野が狭い人って、こういうタイプじゃない?

• 新しいことに対して「どうせ自分には無理」と決めつける
• 他人が楽しんでいるものを見て「それのどこがいいの?」と見下す
• 食わず嫌いのまま、自分の世界を狭めていく

実は、「興味がない」って言葉の裏には、
「怖い」「変化したくない」「自分の価値観が揺らぐのが不安」って気持ちが隠れていることもある。

でも、それに気づかないまま「興味ない」と言い続けていると、
どんどん視野が狭く、心も固くなっていく気がする。

経験が視野を広げてくれた、私の原点

今でも忘れられない実体験があります。
高校生のとき、親のすすめでアメリカに2週間の交換留学をしたことです。
当時、私は英語が好きでした。しかし、不思議と海外にはまったく惹かれませんでした。
乗り物も苦手でしたし。

だけど、親が強く勧めてくれたおかげで、渋々ながら行くことに。
結果は――大正解でした。

アメリカ本土、英語しか聞こえない世界。当たり前だけど、テレビも英語、子どもたちもペラペラと英語を話す。
文化も空気も景色も、日本とはまったく違いました。
飛行機の乗り継ぎで見た朝日の瞬間まで、今でも鮮明に覚えています。

この体験は、間違いなくその後の私の人生に大きな影響を与えました。
日本の中だけで生きていた頃には見えなかった「外から見た日本」が見えたし、
世界の広さを体感したことで、自分の価値観や視野がぐんと広がったと実感しています。

「興味が湧かない」と「興味がない」は違う

例えば、私はまだエジプト辺りやアフリカ圏には行ったことがありません。
正直、今すぐ行きたいかと言われると「特に興味は湧かない」けれど、
だからといって「興味がない」とは言い切れない。

行ってみたら、人生観が変わるかもしれない。
一度でも経験してみたら、大好きになるかもしれない。

だから私は、自分が 実際に経験していないことに対して「興味ない」と断言しないようにしています

視野の広さは、挑戦する姿勢から生まれる

視野が広い人と狭い人の違いって、
「今まで何を見てきたか」「どれだけのことを体験してきたか」だと思います。

そしてその差は、未知のものに対してどんな姿勢で向き合ってきたか によって決まる。

「興味ない」と言う前に、一度くらいはやってみた?
その一歩が、視野をぐんと広げてくれるかもしれません。

最後にひとこと

「“やってみないとわからない”は、未来の自分へのギフトだ」



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