妊娠中の夫が無関心で他人事…「ふーん」で終わる夫に私がしたこと

お腹の赤ちゃんに話しかける妊婦さんと、後ろでスマホを見ている夫のイラスト

「赤ちゃんの話をしても、夫は『ふーん』で終わり」
「私の体調のことも、お腹の赤ちゃんのことも、夫からは何も聞いてこない」
妊娠中、そんな夫の様子に、さみしさや悲しさを感じていませんか。

私も、まさにそうでした。40歳で妊娠したとき、夫から赤ちゃんの話題が出ることは、ほとんどありませんでした。

そんな夫に、私がしていたのはこの3つです。
・無理に話題を出さない
・そのぶん、お腹の赤ちゃんには私がたくさん話しかける
・誘い方を工夫して、両親学級に一緒に行く

夫が急に変わったわけではありません。妊娠を伝えたときもそっけなく、寂しく感じていました。
それでも、両親学級で赤ちゃんの人形を抱いた夫が「かわいい…!」と噛みしめていたとき、ちゃんと楽しみにしてくれてるんだなと感じて、嬉しかったです。

この記事では、無関心に見える夫に私がしたことと、そのときの夫の様子を、正直に書きます。



「ふーん」で終わる会話。夫は赤ちゃんに興味がないの?とさみしくなる

お腹の中で赤ちゃんが育っていくのを、毎日体で感じているママ。一方で、夫にはその実感がありません。だからこそ、温度差にさみしくなってしまうこと、ありますよね。

たとえば私の夫は、妊娠中こんな感じでした。
・自分からは、私の体調のことも、お腹の赤ちゃんのことも、一切話題に出さない
・私から話しても、「ふーん」などの相槌だけで会話が終わる

赤ちゃんの話をしても会話が広がらないので、「妊娠が嬉しくないのかな」と悲しくなったこともあります。

ただ、夫はもともと穏やかで、頼めばやってくれる人。実際に赤ちゃんに会えば、態度もきっと変わるだろう、という気持ちもありました。

じゃあ、妊娠中の今、私にできることは何だろう。そう考えてやっていたのが、ここから書くことです。

傷つくくらいなら、無理に話題を出さなくていい

話題を振っても反応が薄いと、「もっとちゃんと聞いてよ」と言いたくなりますよね。

でも私は、無理に赤ちゃんの話題を出さないことにしました。反応のない相手に話し続けるのは、こちらがストレスになるからです。

とはいえ、話題を出さないでいると、今度は別のことが気になりました。誰にも話題にしてもらえないお腹の赤ちゃんが、かわいそうだったんです。

そこで、私とお腹の子のふたりの時間に、いっぱい話しかけていました。

夫がなかなか話題にしてくれないぶん、ママがたくさん話しかけてあげればいい。私は、そう割り切っていました。

両親学級は、夫に「当事者意識」を持ってもらうきっかけになる

では、夫に赤ちゃんを少しでも身近に感じて、当事者意識を持ってもらうには、どうしたらいいのか。私が活用したのが、自治体の両親学級です。

両親学級は、妊婦さんとパートナーが一緒に参加できる教室のこと。「パパママ教室」「プレパパママ講座」など、自治体によって呼び名はいろいろです。対象の妊娠週数や内容、開催日は自治体ごとに違うので、お住まいの市区町村のホームページや、母子保健の窓口で確認してみてくださいね。自治体のほかに、病院やベビー用品店などが開いていることもあるようです。

私は、対象の週数の開催日に合わせて、妊娠中期に1回、後期に1回、夫と一緒に参加しました(たしか、その2回だったと思います)。

両親学級は「活用しない手はない」と思っていました。理由は2つです。

第三者からの情報に触れるほうが受け入れやすい

妻の私から「赤ちゃんのことも考えてよ」と言われるより、周りから情報に触れたほうが、夫も抵抗なく受け入れられそう。そう思っていました。

同じ内容でも、誰から聞くかで、受け取り方は変わりますよね。

同じ立場のパパたちがいることが、いい刺激になる

教室には、ほかのママやパパたちも参加しています。妊娠にいまいち興味が持てなくても、同じ立場の人がいて、話したりすれば、ちょっと感覚が変わるんじゃないかと思ったんです。

同じ境遇の人たちの輪に入ることは、大切だと思います。ひとりで考えて、自分で進められる人には必要ないかもしれません。でも夫の場合は、それが必要だと感じていました。だから、こちらから機会を作ったんです。



誘い方ひとつで、夫の受け取り方は変わる

とはいえ、反応の薄い夫を誘うのは、ちょっと勇気がいりますよね。

私も、ただ「来てほしい」と言うだけでは、反応が怖いなぁと思っていました。「面倒くさい」とか、「えー…」と言われる可能性も感じていたんです。

そこで、こんなふうに提案しました。

「これからのことだし、一緒に話を聞きに行ってほしい」

すると夫は「いいよ」と言って、有休を取って一緒に参加してくれました。

もちろん、どんな誘い方をしても来てくれたのかもしれません。そこは、夫にしかわからないことです。でも私は、「ふたりのこと」「一緒に勉強したい」というニュアンスで伝えて良かったと思っています。そのほうが、夫も気持ちよく納得できたんじゃないかな、と。

自分がどうしてほしいかに加えて、相手がどう感じるか。誘うときは、そこも大切にしてみてください。

ちなみに2回目に参加した教室は、実際の赤ちゃんと同じ重さの人形を抱ける体験型でした。それを口実にできたので、これも誘いやすかったです。

参加しても、すぐには変わらない。それでも赤ちゃんを実感してくれていると感じた瞬間

両親学級に行けば、夫が一気に変わる…というわけではありませんでした。

1回目の教室では、家事分担表や、いろいろな書類をもらいました。でも、帰ってきてから、その話題が出ることは特になし。家事分担表を見せても、「ふーん」と、すぐに視線をそらして興味がなさそうでした。

もらった家事分担表を「使うべき?」と迷っている方は、家事分担表はいらない?産後も揉めない我が家の「決めない」という選択へ。我が家が使わなかった理由と、それでも夫に見せてよかったことを書いています。読めば、分担表との付き合い方を決めるヒントになると思います。

2回目の教室のころも、夫から赤ちゃんの話題が出ることはありませんでした。

それでも、私から胎動を感じてもらうために、お腹に手をあててもらうことはしていました。

「動いてるのわかる?」
「あ、ほんとだ、動いてるね」

そのくらいで、話がそれ以上続くわけではありません。でも、夫が赤ちゃんを実感してきているように感じました。

そして2回目の教室で、原寸大の赤ちゃんの人形を抱いた夫が、「かわいい…!」と噛みしめていたんです。もちろん、私も一緒に噛みしめていました(笑)。「ちゃんと楽しみにしてくれてるんだな」と感じて、嬉しかったです。

妊婦のお腹の重さ体験は、妊婦の感覚を夫と分かち合えるチャンス

妊娠中のお腹の重さや体のしんどさって、言葉で伝えても、なかなか夫にはわからないですよね。

2回目の教室には、妊婦のお腹の重さを体験できるコーナーもありました。夫はこれを楽しんでいて、「こんなに重いの?!」と驚いていました。

もちろん、体験したからといって、妊娠中の大変さが全部わかるわけではありません。でも、妊婦の感覚を少しでも体験してもらって、それを夫婦で共有できることに、意味があると思うんです。

これは、ひとりで参加していたら得られない時間です。

それに、こういう体験って、純粋に楽しいんですよね。普段なかなかできることではありません。体験してみることで、夫の妊娠への捉え方や、妻への見方、接し方、気持ちも、また変わってくると思います。

だからこそ、ママの体調に無理がなければ、夫婦で参加するのがおすすめです。もし通える両親学級に体験コーナーがあったら、ぜひ一緒に行ってみてくださいね。

お腹の赤ちゃんに夫が話しかけないと、生まれてから懐きにくいって本当?

「パパもお腹にいるときから話しかけないと、生まれてから懐きにくい」。そんな話を聞いて、心配になっている方もいるかもしれません。

私も、その話は聞いたことがありました。でも妊娠中の夫は、ここまで書いてきたとおり、赤ちゃんの話題をほとんど出さない人でした。

それでも、娘は今、ちゃんと夫に懐いています。生まれてからの夫は、「かわいい、かわいい」と言いながら、お世話をしたり、遊んだりしてくれています。

だから私は、お腹にいるときの夫の関わりは、あまり気にしなくていいのかなと思っています。生まれてから、ちゃんとお世話をしたり遊んだりしてあげれば、関係はそこから育っていく。うちを見ていると、そう感じます。

もちろん、話しかけてくれるなら、それに越したことはありません。でも、話しかけてくれない夫を責めたり、焦ったりしなくて大丈夫ですよ。

生まれたあと夫がどう変わったのか気になる方は、妊娠中と産後で夫の反応はどう変わった?新生児期を一緒に過ごして感じたことへ。育休を取って新生児期を一緒に過ごした夫の行動が、どう変わったかを書いています。読めば、生まれてからの夫の関わり方をイメージしやすくなると思います。




まとめ:夫の反応が薄くても、できることはある

・「ふーん」で終わるなら、無理に話題を出さなくていい。ママがストレスをためないことも大事
・そのぶん、お腹の赤ちゃんにはママがたくさん話しかけてあげる
・両親学級は、夫が「外から」赤ちゃんの情報に触れられるチャンス。同じ立場のパパたちもいる
・誘うときは「来てほしい」だけでなく、「これからのことだし、一緒に」のニュアンスで
・妊婦体験は、妊婦の感覚を少しでも夫と共有できるチャンス。夫婦で参加するのがおすすめ
・お腹にいるときに夫が話しかけなくても、生まれてからのお世話や遊びで、関係は育っていく

夫の反応が薄いと、さみしくなりますよね。でも、反応が薄くても、赤ちゃんを感じるきっかけは作れます。ママが無理をしすぎない範囲で、ふたりで赤ちゃんを迎える準備をしていけたらいいですね。

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