「なんでこんなに見られるんだろう」「私、どこか変なのかな」
知らない人からジロジロ見られると、不快なだけじゃなく、自分に何か原因があるのかと不安になりますよね。しかも、人に相談しようとしても「自慢?」「自意識過剰じゃない?」と受け取られそうで、なかなか言い出せない。
結論から言うと、見られるのは、あなたが変だからではありません。長年「見られる側」だった私の実感では、じろじろ見られる人には、共通して「存在感」があります。
私は20歳前後から42歳の今まで、20年以上、ずっと見られ続けてきました。その経験から、見られやすい人の特徴と、見られる側の本音を書きます。
※この記事は、普通に過ごしているだけなのに見られる場合の話です。
じろじろ見られる人の特徴は「存在感」
私が思う、見られやすい人の特徴はこの3つ。どれも派手さとは関係なく、それらがそろうと、その人から「存在感」が出ます。いわゆる「フェロモン」や「オーラ」と呼ばれるものの正体も、この存在感だと思います。
型にはまるものではないので、言葉にするのは難しいのですが、あえて言語化してみました。あくまで、私が感じてきた傾向です。
①全体のバランスが整っていて、引き締まっている
体全体のバランスが整っていて、筋肉のつき方がいい。たとえるなら、走る系のスポーツをやっている人のような、引き締まった印象を与える人です。
②いい姿勢が、自然に身についている
肩が巻いていなくて、背筋がピンと伸びている。反り腰とは違います。
しかも大事なのは、その場で意識して正している姿勢ではなく、身についていて自然に姿勢がいいこと。これ、人は不思議と見分けがつくんですよね(笑)。だから、見てくるのだと思います。
③髪型や服が、その人に似合っている
髪型や服装が、その人に合っていること。
髪型でいえば、同じボブやセミロングでも、美容師さんによって全然違います。夜のお仕事の人やモデルさんをよく担当しているようなサロンの美容師さんだと、いい感じの髪型になるんですよね。
これは私も経験済みです。そういう美容師さんに切ってもらっていた頃は、周りからよく髪型について声をかけられていました。ところが、普通の美容院に変えたら、何も言われなくなったんです。その後、東京に少し遊びに行ったときに、またその美容師さんにカットしてもらって地元に戻ったら、すごく髪型を褒められて。それ以降はその人に切ってもらっていないので、言われることもなくなりました。
(誤解のないように補足すると、「普通の美容院」を下に見ているわけでは決してありません。みなさん経験を積まれたプロです。あくまで比較の話として、ご理解ください。)
今は髪全体を一本に結んでいるだけですが、似合っているのか、変わらず見られます。
服装でいえば、体型を活かせる服を着ているかどうか。体型によって、活かせる服とそうでない服がありますよね。私の場合、ダボッとした服やフリフリした服はまったく似合わなくて、上半身がスッキリした、シンプルな着こなしが一番似合います。強いてわかりやすい例をあげるなら、体のラインが出る服装。ただし、それもあくまで、人目が向くスタイルがあってこその話です。
スカートだから、女性らしい格好だから見られる、というわけではありません。シンプルな格好を、さらっと着こなしている人。というより、そういう服をさらっと着こなせるスタイルだからこそ、なんですよね。だから、パンツスタイルでも見られます。
この3つがそろうと、人の目に留まる「存在感」になる。私はそう考えています。
「自分が変だから見られる」わけではない
私も、その視点から考えてみたことはあります。でも、本当に普通にしているだけなんですよね。変わった格好をしているわけでも、目立つ行動をしているわけでもないのに、なぜかジロジロ見られやすい。
だから、見られて不安になっている方に伝えたいのは、「あなたがおかしいから見られているわけではない」ということ。用もないのにジロジロ見てくるのは、見てくる側の問題です。
見た目を変えても、見られるのは変わらなかった
私の話ですが、20年以上の間に、髪の色もメイクも服装も、何度も変わりました。でも、見られることは、ずっと変わりませんでした。
変わったのは、「されること」のほうです。
金髪で、露出多めの格好をしていた頃。通りすがりにセクハラまがいの言葉をかけられることはよくありましたが、痴漢に遭うことはありませんでした。
一方、黒髪にして、メイクも薄くしていた頃。痴漢に遭うことが、何度もありました。街中で、知らない人に直接体を触られる——そういうことは、地味な外見のときに集中して起きたんです。
もし被害に遭ったら、ひとりで抱えずに、警察の性犯罪被害相談電話「#8103」などに相談してください。
見られやすい人ならではの悩み
見られ続ける日常は、正直、イライラの連続でした。しょっちゅう、はらわたが煮えくり返っていました。
「見てるの、バレてるよ」「何も嬉しくないよ」——そうアピールするために、外では険しい表情をしていたことも。そのせいで、30歳頃には、眉間に深いしわができてしまいました。
とにかく、見物対象にされているようで、気持ち悪かったんです。
しかも、人に話そうとすると「自慢?」と受け取られかねない。「こんなことでイライラする私は、心が狭いのかな」と思ってしまう方は、ジロジロ見られてムカつくのは、正しいへ。怒って当然だと言い切れる理由と、人に話せない辛さの吐き出し方を書いています。読めば、少し気持ちが軽くなるはずです。
見られやすい人に身につくこと
見られ続けていると、「あの人は見てきそう」と、こっそりの視線に気づけるようになります。そして、自分は他人の顔を無意味に見なくなる。見られる側は、散々嫌な目に遭ってきた。だからこそ、よりスマートな人間でありたいと思えるようになるのだと思います。
見られにくくする工夫
見てくる人は特に「目」を見たがるので、つば付きの帽子やサングラスで目元を隠すのが、効果的でした。
マスクをしていた時期もありました。でも、マスクは不快だし、結局、目を見てこられる。顔全体がバレないこと以外に、「見られたくない」という私の目的に合った意味は、あまり感じられませんでした。
「じゃあ、見られたときはどうすればいいの?」という方は、人の顔をジロジロ見てくる人の心理と対処法3つへ。今日からすぐ使える対処法3つと、私が実際にカバンで視線を防ぎきった例を書いています。
まとめ:見られるのは、あなたが変だからではない
・じろじろ見られる人の特徴は「存在感」。全体のバランス・自然に身についた姿勢・その人に似合う髪型や服
・見られるのは、あなたが変だからではない
・見た目を変えても、見られることは変わらなかった。変わったのは「されること」。悪いのは100%加害者
・見られ続けるのは、イライラするし、気持ち悪い。そう感じるのは当然
・マスクより、帽子やサングラスで目元を隠すほうが効果的
見られることに悩んでいるのは、あなただけではありません。仲間はいます。同じ思いをしている方の心が、少しでも軽くなれば嬉しいです。
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