麦茶を飲んでも喉が渇くのはなぜ?妊娠中に毎日飲んで気づいたこと

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麦茶を飲んでも、飲んでも、喉が渇く——。「水分補給は水や麦茶で」とよく言われるし、ノンカフェインなのに、どうして?と疑問が湧きますよね。

妊娠中に毎日麦茶を沸かして飲んでいた私も、まさにそうでした。水だと一気に潤うのに、麦茶だと潤わない。その理由と、私がたどり着いた飲み方をまとめました。



麦茶を飲んでも喉が渇く、理由は主に3つ

調べてわかった理由は、主に3つです。

麦茶を飲んでも喉が渇く、主な理由
・麦茶には、汗で失われる塩分(ナトリウム)がほとんど入っていない
・麦茶に含まれるカリウムには、塩分を尿と一緒に外へ出す働きがある
・妊娠中は体に必要な水分が多く、喉も渇きやすい

麦茶には、塩分(電解質)がほとんど入っていない

汗をかくと、水分と一緒に塩分(ナトリウム)も失われます。でも麦茶には、このナトリウムがほとんど入っていません。コップ1杯(200ml)でほぼゼロ(多くても2mgほど)。経口補水液は同じ量で約230mgなので、100分の1もない計算です。

これは水も同じ。汗をたくさんかいたときは、水でも麦茶でも、塩分をどこかで補う必要があります。

私自身、当時は1日2〜2.5リットルを目安に、その半分以上を麦茶でまかなっていました。それだけ飲んでも渇いていたのは、量だけの問題ではなかったのかもしれません。

麦茶のカリウムが、塩分を外に出すのを助ける

麦茶には、ごく少量ですがカリウムが含まれています(コップ1杯で12mgほど)。カリウムには、体の中の余分な塩分(ナトリウム)を、尿と一緒に外へ出す働きがあるのだそう。

普段なら、むしろうれしい働きです。ただ、汗をかいて塩分が失われているときに麦茶ばかりをゴクゴク飲むと、塩分がさらに足りなくなることがある、とも言われています。とはいえ、麦茶のカリウムはごくわずか(1リットル飲んでも60mgほど)なので、どこまで影響するかは、はっきりしないようです。

妊娠中は体に必要な水分が多く、喉も渇きやすい

妊娠中は、血液の量が大きく増えるうえに、羊水もあります。普段よりずっと多くの水分が必要になるうえ、ホルモンの影響で、喉の渇きを感じやすくなるとも言われています。

飲んでいるつもりでも、体の必要量に追いついていないと、脱水は進みます。

・尿の色が濃い
・尿の量が少ない
・なんとなく頭が重い・ぼーっとする

そんなときは水分不足のサインかもしれません。実は私、上の2つにははっきり実感がありました。あれだけ飲んでいるのに、なんでだろう?と思ったのが、調べたきっかけです。

じゃあ、どう飲めばいいの?

ポイントは3つです。

水をメインに、麦茶は「味が欲しいときの一杯」に

私の体感では、水と麦茶は明らかに違いました。実家は麦茶メインなのですが、昔から、実家で麦茶を飲んでも潤った感じがしませんでした。妊娠中に自分でも麦茶を作って毎日飲むようになって、その違いがはっきり。水だと潤った感覚があって、尿も透明でたくさん出る。麦茶だと、尿の色が濃くて、あまり出ない。

はっきりした理由まではわかりませんが、麦茶にはカリウムも入っていると知って、「そこが水との違いなのかな」と、自分なりに解釈しています。

私のように「麦茶だと潤わない、水なら潤う」と感じている方は、無理に麦茶にこだわらず、水をメインにして大丈夫だと思います。麦茶は、食事のときや、ちょっと味が欲しいときの一杯として楽しむくらいでいいのかもしれません。

足りない塩分は、食事で補えばOK

汗をかいたときは、水分と一緒に塩分も補いましょう。スポーツドリンクまでいかなくても、例えばこんなもので補えます。

・味噌汁
・梅干し
・麦茶+ひとつまみの塩
・経口補水液(OS-1など)を一口だけでも

私は工数を増やすのが面倒なタイプなので、塩は水に溶かさず、時々指でひとなめする方式でした(笑)味噌汁はもともと毎日のように飲んでいたし、梅干しも夏場は時々。そのくらいのゆるさでも、十分だと思っています。

ちなみに塩は、原材料が「海水」だけのものを選んでいます。海のミネラルバランスが、そのまま残っているからです。

少しずつ、こまめに飲む

一度にたくさん飲むより、少しずつこまめに飲む方が、体にとどまりやすいと言われています。私もコップ1杯ずつ、こまめに飲んでいました。それでも麦茶だと渇きが取れず、水なら一気に潤う——これは、今も変わりません。



麦茶の水出しと煮出しの違い

意外と勘違いされがちなのが、麦茶の「水出し」と「煮出し」の違い。実は、栄養(ミネラル)に大きな違いはないようです。「水出しならミネラルが残る」という情報も見かけたのですが、ミネラルは鉄や塩と同じ無機質で、熱で壊れたり蒸発したりする栄養素ではないみたい。どちらで作っても、量はほとんど変わらないとのこと。

では何が違うのかというと、味と日持ちのようです。

・煮出し:香ばしさとコクが強く出る
・水出し:すっきり軽い味で、実は日持ちしやすい

日持ちに差が出る理由が面白い。どうやら、水道水に含まれる塩素(カルキ)には雑菌を抑える働きがあって、水出しならそれが残るからみたいです。逆に、煮出したり、浄水やミネラルウォーターで作ったりすると塩素が抜けて、傷みやすくなるそうです。

そもそも麦茶は、でんぷん質を含んでいて、緑茶のような抗菌成分(カテキン)もないため、他のお茶より腐りやすい飲み物なのだとか。冷蔵庫で2〜3日が目安のようです。夏の水分補給でゴクゴク飲みたい方には、水道水に抵抗がなければ「水道水で水出し」が手軽で向いていそう。

おまけ|妊娠中の鉄分補給は「鉄玉×麦茶」が便利だった

最後に、私の妊娠中の麦茶について。

妊娠中、鉄分補給のために鉄玉(Amazon)を買いました。鉄玉の鉄分は食事からよりも吸収されやすいと聞いていたからです(妊娠中の貧血と鉄剤の話は、こちらに書いています)。鉄のサプリを買い続けるとなるとコストもかかるし、鉄玉でなんとか・・・!と、少しやけになっていた部分もあります(笑)

私が使っていた鉄玉をAmazonで見る

鉄玉のことは、妊活中にずっと見ていたYouTubeチャンネルで知りました(妊活の記事で紹介しています)。炊飯に入れてみたらお米がこびりついて1回でやめ、やかんで麦茶パックと一緒に煮出す方法に落ち着きました(笑)

飲食代は彼と折半していたので、自分だけペットボトルを毎日何本も開けるのは、なんとなく気が引けて。彼への遠慮と、鉄分補給——このふたつがちょうどマッチしたのが、毎日の鉄玉麦茶でした。

毎日1リットルは麦茶を飲むのが、私のタスク(笑)500mlの空きペットボトルに入れて、翌日中に飲み切るようにしていました。麦茶は傷みやすいので、これは結果的に正解だったみたいです。

食後の1杯は、ポッカレモンを水で割ったレモン水にすることも。さっぱりするうえ、ビタミンCは鉄の吸収を助けるとも言われているので、ちょうどよかったです(レモン水は、アルコール入りアイスで焦った話の中で、写真つきで紹介しています)。

産後の今は、鉄玉麦茶はお休み中。鉄分は、食事で意識して摂るようにしています(産後の鉄分と食事の工夫はこちら)。




まとめ

麦茶を飲んでも喉が渇く理由は、主に3つ。麦茶にも水にも塩分はほとんどないこと、麦茶のカリウムが塩分を外に出すのを助けること、そして妊娠中は、そもそも体がたくさんの水分を必要としていることです(氷を入れても、ミネラル水で作っても、中身は麦茶のままです)。

私の場合は、水だと潤って、麦茶だと潤わない——だから麦茶だけに頼らず、水と併用して、塩分は味噌汁や梅干し、塩ひとなめで補う。調べてたどり着いたのは、そんなシンプルな答えでした。

なお、この記事は私個人の体験と調べた情報をもとにまとめています。体調に不安がある方は医師にご相談ください。

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