「栄養を摂ること」「変なものを摂らないこと」、妊婦にとって大切なのはどっち?





妊娠24週、40歳妊婦です。

毎朝の習慣、無糖ヨーグルトを食べながらふと思いました。

栄養って、意識して摂るのってけっこう難しいよなぁ。
極端な話、栄養を摂ることと、変なものを摂らないこと、どっちのほうが妊婦にとって大切なんだろう?

気になって調べてみたら、シンプルだけどとても大事なことに気づきました。



結論から言うと…

もちろん、どちらも大切。
でも、「変なもの=有害なものを摂らないこと」のほうが、優先順位は高いと感じました。

その理由は3つあります。

■ 1. 「足りない」より「害がある」ほうがリスクが大きいから

妊娠中は確かに、葉酸・鉄・カルシウム・タンパク質など摂るべき栄養素が多いですが、それ以上に、「摂ってはいけないもの(有害物質)」によるリスクは直接的かつ取り返しがつかないケースもあります。

例えば:
アルコール → 胎児性アルコール症候群などの重大な影響
水銀・ヒ素・カフェイン過剰・添加物 → 発達への影響、流産リスクなど
トランス脂肪酸・農薬・人工甘味料 → 脳や内臓の形成に微細な影響を与える可能性

栄養不足は後から補える(サプリや食事でフォローできる)けれど、
有害物質は「蓄積」し、胎盤を通じて赤ちゃんに直接届きます。

アルコールとか水銀、カフェインとか常識じゃん!って思われたかもしれませんが、この記事で強調したいのが、トランス脂肪酸や人工甘味料のところ。これらはまだまだ多くの妊婦さんが平気でとっている印象なので、周りを見ていて心配になります(余計なお世話かもしれませんが汗)。若い妊婦さんならまだしも、私のように「高齢」と言われる妊婦にとっては、極力避けたいところだと思っています。

■ 2. 栄養は“質”と“吸収力”のほうが大事なことも

極端な話ですが、
• サプリで栄養素を「数値的に満たす」よりも、
• 添加物の少ない食事で「吸収しやすい形で摂る」ほうが、体には優しい。

栄養をしっかり摂っているつもりでも、加工食品やジャンクフードを多く摂ると吸収を阻害されることもあるため、栄養の「質」と「吸収環境(=腸内環境)」を整えることの方が本質的だと感じました。

■ 3. 母体は多少栄養が足りなくても赤ちゃんを守ろうとするけど、有害物質は防ぎきれない

妊娠中の体は、母体の栄養を削ってでも胎児に必要な栄養を届けようとする仕組みがあります(=「胎児優先の原則」)。

でも、化学物質や環境ホルモンなどの“異物”は、胎盤を通ってしまうことが多く、完全に防げません

この違いって、すごく大きいと思いました。

実際に、私が意識していること

「気をつけすぎると食べるものがなくなっちゃう…」となるので、ゆるく、でも軸を持って選ぶようにしています。

• 加工度の低い、素材が見える食品を選ぶ
• 甘みが欲しいときは、果物や天然のお砂糖に頼る
• レモン汁やお酢をうまく使って酸防止
• コンビニには行かない

「何を摂るか」も大事だけど、「何を入れないか」を意識すると、お腹の赤ちゃんももっと喜んでくれるのではないでしょうか。

まとめ:赤ちゃんのために、まずは“マイナスを避ける”選択から

|   観点   |       栄養を摂る      |  変なものを摂らない |
|——————-|——————————————————-|—————————————-|
| リスク回避  |   △(不足は後から補える)   |  ◎(一度の摂取で影響があることも) |
| 胎児への影響 |     プラスを届ける      |  マイナスを防ぐ |
| 優先順位   |     大切だけど2番目     |  最優先で大切! |

赤ちゃんにとって安心な環境をつくるために、
完璧じゃなくていいから、「変なものを入れない」こともかなり大事とわかりました。

それだけで、たとえ毎日の栄養バランスが難しいとは言え、妊婦としての毎日がちょっとラクになりました◎



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